デビットカードはたくさん種類がありますが、どれもVISAやJCBばかり…。でもクレジットカードですと、マスターカードという大手ブランドがありますよね。どうしてデビットカードには、マスターカードのものがないのでしょうか?
※2020年現在、楽天銀行デビットカードがマスターカードに対応しています。
マスターカードでデビットカードを持ちたい人へ
実は昔はあったマスターブランド
2008年までは、東京スター銀行がマスターカードのデビットカードを発行していました。
ですが、現在は国内でマスターカードのデビットカードを発行しているところはない、というのが現状でした。
現在は住信SBIネット銀行と提携した「ミライノ デビット」でMastercardブランドに対応しています。
JCB参加でもう乗り遅れた?
デビットカード業界は、ずっとVISAの独占状態が進んでいました。その中で2014年にJCBが参入すると、楽天銀行デビットカードなど大手デビットカードもこぞってJCBも扱うようになり、競争が激化しました。
その中で、マスターカードはやや出遅れてしまった感があります。
ユーザーには大差はない…のかもしれない
海外だとたまにJCBは使えないところがあります。国内でも、たまーにJCBが使えないところありますよね。でもVISAが使えてMasterが使えないケース、逆にMasterが使えてVISAが使えない、というケースはあまりないように思います。
もはや、どこのブランドを使っていてもそんなに体感上変わりないというのが現状ではないでしょうか。
なので、わざわざマスターカードのデビットを使いたい、と思わなくてもいい、ということですね。
それでも、どうしてもマスターカードを…!
それでも、どうしてもMasterにしたい、という方もいるでしょう。
現在は住信SBIネット銀行と提携した「ミライノ デビット」でMastercardブランドに対応しています。
それ以外の方法ですと…
クレジットカードが作れない事情があるのでしたら、プリペイドカードという手もおすすめです。事前に必要な金額をチャージする必要がありますが、マスターカードの加盟店で使うことができます。
auがやっているau WALLETやドコモがやっているdポイントなどもプリペイドカードの発行を行っています。ゲームなどでも使えるWebMoneyもプリペイドのマスターカードに対応しています。もちろんAmazonなどでも使えるので、手軽に楽しみたい方にはいいかもしれませんね。