デビットカードが使えない場所とその理由、まとめ【2020年度版】

デビットカードとは

〇銀行で申し込み

まずデビットカードを使用するには、銀行の窓口またはホームページでデビットカードをお申し込みをすることができます。

〇使いすぎの心配がない

カードご利用と同時にお支払い口座からご利用金額が引き落としされるので、使い過ぎの心配がございません。

〇お金の管理が簡単

ご利用金額が通帳に記帳されるので、お金の管理も簡単、現金感覚で使えます。

〇ATMに並ばない

お買物がカードで済むから、ATMで現金を引き出す手間が省けます。また現金引き出し時にかかるATM手数料が節約できます。

〇海外のATMで

海外旅行などで現地通貨が不足しても、両替いらずで安心です。対応ATMで現地通貨を引き出しできます。

〇国内でも海外でもインターネットでも

いつものお店で利用できるので国内でも海外でも、インターネットショッピングでもデビットカードが使えます。

デビットカードでの支払いについて

加盟店でのご利用と同時にお支払い口座から引き落としされるため、使ったその場でお支払いは完了いたします。
なお、弊社にて受領した利用情報と売上情報に差額が発生した場合、ご入金または引き落としにより差額を調整させていただきます。
また、一部加盟店では売上情報のみ送信する場合があり、その場合はお支払いが後日となります。
弊社が売上情報を受領した時点でデビットカードお支払口座の預金残高が不足していた場合は、一旦、弊社にて立替払いをいたしますので、速やかにデビットカードお支払口座へのご入金を確認する必要があります。

デビットカードの使える場所、使えない場所について

国際ブランドマークが表示されていないお店にについては、デビットカードを使えない可能性が高くなります。デビットカードでは、国際ブランドとして「VISA」もしくは「JCB」が付帯しています。もし店頭にて、国際ブランドマークが表示されてあれば間違えなく使用することができるのですが、置いてない店舗もありますが、実は表示していないだけと言うお店もあったりしますので、VISAかJCBの取り扱い店舗かどうか、表示されていない場合は確認する必要があります。
デビットカードが使用できる時間帯であるかどうかと言うことも知っておかなくてはなりません。
デビットカードの使用できる時間帯としては、下記のとおりとなります。

・月曜日~金曜日:24時間利用可能
・土曜日:0時00分~22時00分まで利用可能
・日曜日:8時00分~24時00分まで利用可能
※土曜日22時00分~翌日曜日8時00分、そして毎月第1、第4土曜日3時00分~5時00分は利用不可能

このように使えない場所をしっかり把握することと、使えない場所以外での要件も把握しておく必要が十分にあります。

デビットカードが使えない場所とその理由

普段の生活の中で、デビットカードが使えない場所があります。それがガソリンスタンドと高速料金の支払いです。その理由を説明します。

いつもの買い物の場合

例えばスーパーで3000円分の買い物をするとします。レジでデビットカードを渡しましたが、どうやら口座には3000円入ってなかったようで、使えないと言われました。代わりに手持ちの現金で対応します。

このように、その段階で口座にいくら入っているかどうか、それがデビットカードで決済できるかできないかの分かれ道になります。

ガソリンスタンドの場合

車に普段乗られる方、ガソリンスタンドでクレジットカードで支払う方もおられるでしょう。店員さんがいる店舗ですと、まず初めに現金で払うか、クレジットカードで払うかを明確にしなければなりません。

これ、不思議ですよね。例えばコンビニで買い物にいくとき、ご飯を食べにいくとき、初めに支払い方法など聞かれませんからね。

ガソリンをセルフで入れる方も、現金の場合はガソリンを入れた後に現金を入れます。ですがクレジットカード支払いの場合は、先にクレジットカードを通してからガソリンをいれるのです。

これは、多くのガソリンスタンドがオフライン決済という手法をとっているからです。どういうことかというと、ガソリンスタンドでクレジットカードを使う場合は、その場でカード会社に支払いの請求が行くわけではなく、後日まとめて請求がいきます。ですが、デビットカードだと、後日請求が行ってしまっては、残金がわからず、もし足りなかったとき困ってしまいますよね。

そのため、たとえVISAやJCBといったクレジットカードが使えても、デビットカードは使えないのです。

高速道路の場合

高速道路の場合はどうでしょうか。実は、高速道路もガソリンスタンドと同じで、オフライン決済の方式を使っています。クレジットカード支払いの場合は、月に何回かまとめて請求がいくシステムになってます。

デビットカードタイプのETCカードが世の中に存在しないのも、このオフライン決済が原因でしょう。

携帯電話やインターネット料の支払い

携帯電話やインターネットなど、毎月の支払いの場合はデビットカードが使えないところが多いです。毎月引き落としの場合だと、預金口座がその瞬間に足りなければ引き落とされないということで、クレジットカードより未払いになるリスクがあるということでの、未対応と思われます。

デビットカードが使える場合もある

銀行がリスクをとるのかどうか

デビットカードが使える場合もあります。これは、ガソリンスタンドがどうかというより、デビットカード自体がどうかということです。システム的な問題でもなく、要するに銀行が残高不足になってしまった場合、リスクをとるかどうか、ということになります。

例えば楽天銀行JCBデビットカードや、セブン銀行デビットカードは、預金口座に1万円以上入っていればガソリンスタンドでの利用が可能になります。また、回数限定で使えるところもあるようです。

万が一、引き落としの際に残高が少なければ、すぐに入金の案内が届きます。もし入金しなかったら預金口座やデビットカードが使えなくなる可能性もあるので、注意してください。

今後どうなる?

オフライン決済は、山岳部などネットワークがつながりにくい場所でも、安心してクレジットカードが使えるシステムでもあり、この決済方法がなくなるとは考えにくいです。また、銀行がリスクを取り、オフライン決済でもデビットカードを使えるようにするというのも、やや考えにくいですね。ただ、預金残高でユーザーにランクの差をつけて、預金残高がいくら以上であればサービス内容が拡大するという可能性はあるかもしれないですね。