Amazonなどのネットショッピングもだいぶ一般的になりました。さらにHuluやDAZNといったインターネットを使った毎月の月額使用料を払うサービスもどんどん増えてきています。
こうなってくると、クレジットカードやデビットカードがないといよいよ生活しにくい時代へなってきそうです。ですが、クレジットカードなんて怖くて持てない、デビットカードもあれば貯金してる金額ぜんぶ使っちゃいそう…って思う人もいるかもしれません。
たしかに、クレジットカードやデビットカードは、世界中の多くの店舗でも利用できます。それがなによりのメリットではあるのですが、それであるがゆえにこういったクレジットカードやデビットカードを敬遠してしまう気持ちもわからなくもありません。
今回は、そういったカードを持ちたくない人でもインターネットショッピングやインターネットのサービスを活用できる、キャリア決済というシステムをご紹介します。
これは便利!キャリア決済の仕組み
携帯電話と一緒に引き落とし
キャリア決済のキャリア、というのは携帯電話の通信会社のことです。ドコモやau、ソフトバンクといったところが有名ですね。今やだれもが携帯電話、スマートフォンを持っている時代ですので、みなさんどこかの会社に毎月通信料を払っているはずです。キャリア決済をすると、その通信料に代金が上乗せされる形で支払いがされることになります。
クレジットカードはカード会社が一時的な建て替えをして、それを支払うイメージです。デビットカードは貯金から直接引き落としされます。キャリア決済は通信会社が一時的な建て替えをするので、仕組みとしてはクレジットカードに近いものになりますね。
上限は10万円まで
ドコモ、au、ソフトバンク、ともに上限は10万円までになります。ドコモはこれまでは5万円でしたが、他社に合わせて10万円までとなりました。これは、ネットショッピングなどの需要に合わせて、より多くの人が利用しやすくできるように拡充したものと思われます。
クレジットカードの基準で考えると、10万円というのは少ないです。この10万円という金額が多いのか少ないのかについては、正直なところ人によります。買い物をたくさんする人は、クレジットカードでもあっという間に10万円なんていってしまうかもしれません。
親に内緒でサービス登録もできる?
クレジットカードを持てないお子さんは、親に内緒で課金やサービス登録をしたい、なんて思う人もいるかもしれません。この方法でしたら、場合によっては親にも内緒で支払いができるかもしれません。
ただ、もちろん明細は利用金額をしっかりチェックしているお両親でしたら当然バレますので注意が必要です。
キャリア決済が使えるところ
インターネットはかなり使える
日本国内ですと、インターネットの主要サービスは使えるところが多いです。Amazonもキャリア決済に完全対応しました。Yahooの主要サービスやメルカリもキャリア決済に対応しています。
大手のサービスですと、むしろキャリア決済が使えないところを探すほうが大変かもしれません。
実店舗でもキャリア決済は使える?
これは厳密にいうと、キャリアによります。ドコモは「d払い」というサービスを2018年よりスタートさせ、多くの店舗で利用できるようになりました。まだ導入段階ですが、使えるお店はこれからもさらに増えていくことでしょう。
バーコードを読み取るタイプの決済で、大型設備の導入なしに決済できる手軽さもあり、これから本格的な普及が進む分野の一つでもあります。中国ではこういったバーコードの決済が主流で、キャッシュレス社会への後押しをしています。
auですと実店舗で利用したい場合は、auWALLETカードにチャージし、対応可能なお店に提示し決済する、という形になります。プリペイド型のカードになります。
ここまでくると、キャリア決済である必要もなくなってきそうですが、オプションとしてはいいですね。
まとめ
インターネットショッピング、そしてキャッシュレス社会へと向かうにつれて、決算のやりかたも多様になってきます。クレジットカード、デビットカードとは違う第三の決済としてキャリア決済が注目されています。
カードは持ちたくない…という人はぜひ活用してみてくださいね。