デビットカード界の最右翼のひとつ、それがソニー銀行が発行するSony Bank WALLETです。ここでは、Sony Bank WALLETの魅力を紹介します。
ソニー銀行、もちろんあのSONYです。
知らない人はいない、大企業SONYが母体
ソニー銀行は、あのSONYが作った金融機関です。SONYはオーディオ、テレビ、パソコン、ゲーム、スマートフォンなどで大ヒット商品を多く出し、世界中にSONYの製品があります。日本だけでなく、世界でも知らない人はいないのではないかと思うほど、SONYは世界規模の大きな会社です。
電化製品メーカーとしてもトップレベルですが、電化製品以外の分野にも多く進出しているのも特徴です。例えばレコード会社ではソニーミュージックが業界の中でも大きなシェアを握っていますね。テレビでもCMでおなじみのソニー生命やソニー損保など、保険業界にも進出しています。そういったその他の分野の一つとして登場したのがソニー銀行です。
ソニー銀行の歴史
ソニー銀行は視点を持たないネット銀行として、2001年に設立されました。この時代は多くのネット銀行が登場しました。同時期に登場したジャパンネット銀行やアイワイバンク銀行は決算手数料の安さで勝負していましたが、ソニー銀行は外貨預金、投資信託、住宅ローンといった、もっと大きい意味でも個人資産管理を重視した展開をしていったのが特徴的でした。
Sony Bank WALLETならではの利点もある
デビットと言わないSony Bank WALLET
Sony Bank WALLETは、ほかのデビットカードと違い「デビットカード」という単語を前面に押し出しません。ブランドイメージの問題なのかもしれませんが、内容はデビットカードとまったく同じです。
選択肢はVISAのみ
VISAデビットカードのみ選べます。JCBには対応していません。どちらかというと海外でも使いやすいVISAのほうがいいですよね。
外貨預金からの引き落としも
ソニー銀行は外貨預金にも対応しているので、外貨で直接引き落としも可能です。また、外貨が足りなくなったら円の預金から残りを落としてくれる「円からアシスト」というサービスもあるので安心です。
ソニーならではのキャッシュバック、最大3%も実現
ソニーストアでは3%のキャッシュバック、プレイステーションをするときに活用できるPS Storeでは2%のキャッシュバックがされます。特に、ゲームをよくする方でしたら、2%のキャッシュバックはかなり大きいですね。今はゲームもネットでダウンロードする時代、ダウンロードですとPS Storeを利用せざるを得ません。どうせ同じお金を払うなら、この2%のキャッシュバックはけっこう大きな差になります。
通常でも0.5%のキャッシュバックとなっています。キャッシュバックがあるかわりに、ポイント還元はありません。
Sony Bank WALLETアプリで資産管理
Sony Bank WALLETアプリというソニー銀行独自のスマホアプリがあり、現在の資産状況や利用履歴などを確認することができます。
保険、補償も完備
Sony Bank WALLETで買い物された商品の破損・盗難などの損害があった場合、年間50万円を限度に購入日から60日間の補償がされます。しかし、自己負担額として1事故あたり5000円の費用がかかるようです。また、紛失・盗難などにより、第三者に不正利用された際、30日前の日以降に発生した損害について、1日あたり、利用限度額の範囲で補償されます。
タカシマヤのプラチナカードもある
Sony Bank WALLET自体でプレミアカードは発行していないのですが、高島屋と提携したタカシマヤプラチナデビットカードというサービスもあります。デビットカードでは珍しいプラチナカードです。こちらについては別記事がありますので、ご参照ください。
カードデザインは二種類+α
カードデザインは二種類です。左側のスタンダードは世界的に権威あるデザイン賞『iF design award 2017』を受賞したことでも話題になりました。右側はSONYでおなじみ、ポストペットのデザインです。
また、PS Store、プレイステーションとコラボしたデザインもあります。
まとめ
SONYだからこそのコラボレーションの多いSony Bank WALLETです。SONYは多種多様の展開をしている会社ですので、もしかしたら今後も新しいコラボレーションや特典が登場するかもしれません。今後のSony Bank WALLETにも注目ですね。