自営業の方は特に、サラリーマンの方でもちょっとは気にしたいのが、税金問題です。基本的に税金を節税するためには、控除となる金額を増やしていくしかありません。私は自営業扱いなので、家賃や洋服代など、あらゆる出費の一部を経費として計上しています。最近はサラリーマンの方でもスーツ代をどうこうとか、飲み代をどうこうとか、いろいろできるみたいですね。
韓国では、なんとクレジットカード控除というのがあるらしいです。これはびっくりしました。
韓国では、クレジットカードを使うと節税できる(ファイナンシャルフィールド) – Yahoo!ニュース
実はキャッシュレス大国の韓国
これまでキャッシュレスが大きく進んでいる国は中国だと思ってましたが、韓国もなかなかのキャッシュレス大国のようです。一人当たり4,5枚ほどのクレジットカードを持ち、少額の買い物でもカード払いをするそうです。
クレジットカード控除、これは一体どういうことなのでしょうか?
韓国はクレジットカード利用を国を挙げて推進しています。そのためにクレジットカード利用にメリットを用意しないと、ということでできたのがこのクレジットカード控除です。クレジットカードを使えば使うほど税金が安くなるシステムです。
なぜクレジットカード払いを推奨しているのでしょうか?その理由は、脱税対策ともいわれています。
たしかに、現金支払いではお店がその金額をごまかしてきちんと納税しない可能性もあります。クレジットカード払いですと、履歴が残ってしまうので、そういう脱税行為ができなくなってしまうわけですね。
国が管理するお金の流れ
そういう意味では、キャッシュレスが進めば進むほど、国が個人や企業のお金の流れを把握しやすくなるわけですね。そう考えるとちょっと怖いかもしれません。IT化は便利な反面、より管理される社会へとつながるのかもしれないですね。
日本でもクレジットカード控除は?
残念ながら、日本ではまだクレジットカード控除については実現できないどころか、検討している動きもないですね。こういうのができたら、ポイント還元だけでなくますますメリットが増えていくのですが、すぐにはできそうにないかもしれません。