数年前から、Suicaなどの交通系電子マネーのカードに貼るためのステッカーが商品化されています。けっこうかわいいステッカーもたくさん出てるし、Suicaはデザインの種類が選べないので(たまに限定Suicaがありますが…)、みんな同じで個別化したいもの。そんなニーズもあってか、Suica用のステッカーはちょこっと流行った時期がありました。
とはいえ、Suicaはそんな何枚も持つものじゃないので、手持ちのカードをせっかくだからといろいろ貼りたい気持ちもわかりますが…
クレジットカード・デビットカードではNG
クレジットカード・デビットカードではステッカーは貼ってはいけません。ICチップが出てればOKとか、裏の磁気帯が出てればOKなんて情報もありますが、これホントはダメなんです。
頻繁に通すもの、引っかかったら大変
クレジットカード・デビットカードはSuicaのように非接触タイプではなく、機械に通したり刺したりして使います。なので、シールがちょっとはがれて引っかかったりしてしまったら大変です。Suicaでも入金などで機械の中にいれなきゃいけないときはシールをはがさなくてはならないルールがあります。もしそれでカードが壊れたり、機械が壊れたりしたら面倒なことになります。
名前や番号を隠すのはNG
カードには名前や番号、サイン、加盟店のロゴなどがあります。それらを隠すと、そのカードが本当にその人本人のものかわからなくなり、もしかして盗品なんじゃ?偽物なんじゃ?なんて思われてしまいます。
そもそもカードは貸与されたもの!?
クレジットカード・デビットカードは、実はカード会社から貸与されたもの、という扱いになっています。あまり知られていませんが、厳密にいえば自分のものではないのです。なので、勝手にデザインを変えてはいけないのです。たとえ剥がせるからいいじゃん、と思っても、ダメなのです!
大丈夫!これSuicaのクレジットカードだし!
大丈夫じゃないです。Suicaなど交通系のクレジットカードも、クレジットカードとして利用する場合は剝がさないとだめです。というか実は、Suica自体もシールを貼る行為自体は推奨されてないんですよね。
まとめ
クレジットカード・デビットカードは個人の信用にも関わる大事なもの。安全に使うためにも、シールなどは貼らないようにしましょうね。
それでも個性的なデザインを求める方も多いでしょう。クレジットカードはデザインも豊富なので、もうこうなったら好みのデザインのものを探しまくるのがいいでしょう。ただ、デビットカードは今のところそこまでデザインが豊富ではないので、個性を出すのは難しいかもしれませんね。
自分好みの一枚に出会えることをお祈りしております。