「アマゾン・リチャージャブル」というサービスを大手ショッピングサイトであるAmazonがてがけることになりました。Amazonがデビットカードを作るということなのですが、どういうことなのでしょうか?
アマゾン・リチャージャブル
「アマゾン・リチャージャブル」というサービスは、利用者がAmazonにチャージした金額をデビットカードとして買い物ができるサービスです。
つまり、Amazonに預けたお金から引き落とすということです。そう、Amazonを銀行として使うようなイメージです。
日本では銀行以外がデビットカードを発行することはありません。タカシマヤなどが発行していますが、既存のサービスはすべてどこかの銀行と提携している形になります。
ターゲットは新興国
この「アマゾン・リチャージャブル」のターゲットは新興国です。まだ発展していない国は、クレジットカードはおろか、銀行口座を持っていない人の割合も多く、ネットショッピングもなかなか普及しません。
そういった層をターゲットにしたもので、気軽にネットショッピングをする流れの中、そのまま通常の買い物でも利用できるサービスへと昇華させるということです。
今回はメキシコでのスタートとなりますが、今後は新興国を中心に広がるサービスとなるかもしれません。
まとめ
日本では聞きなれない「アマゾン・リチャージャブル」というサービスですが、日本人はだいたいみなさん銀行口座を持っているので、おそらく日本では導入されないシステムかもしれませんね。
ただ、Line Payのようにチャージした金額をプリペイドのデビットカードとして使えるサービスもあります。そう考えると、同じようにAmazonにチャージしたお金をプリペイドとして使えるようなことはあるかもしれませんね。